世田谷区奥沢のアサクラハウス 新築・リフォーム・耐震補強・防犯対策・かしこいECO・塗装・防水いろいろご相談ください
アサクラハウスは、皆様の住まいをお守りいたします
アサクラハウス株式会社
東京都世田谷区奥沢1-58-8
TEL:03-3727-0611
鉄骨造4階建ての賃貸マンション
入居入れ替えの内装工事で来たところ
バルコニーの出隅部分に細いクラックが入っていることに気がつきました
1週間経たない内にそのクラックが広がってきました
それからあまり日が経たないのに角のタイルが剥がれ落ち始めました
近くに寄って見ると
下地のモルタル層が剥がれそうになっています
この時点でビルのオーナー様に連絡をしました
このバルコニーの天端のアルミ製の笠木のジョイント部分に雨除けのプレートが入っていません
簡単に手すり内に雨水が浸入してしまいます
更にパルコニー下端は意匠の為に付けられた鉄骨がシーリングされていて
中に入った雨水の排水を妨げています
緊急工事でバルコニーの手すりの外壁を解体しました
鉄骨胴縁には薄べニアが張られていますが
メタルラスとの間に防水のルーフィングが張られていませんでした
木製の下地は腐食していました
モルタルとタイルの重量ょ支えることができなくなり
手すり壁の崩壊が始まっていました
解体は簡単にできました
事故が起こる前に着手できて良かったです
鉄骨胴縁に6mmのワイヤーメッシュを溶接しました
ワイヤーメッシュにリブラスを結束します
これでモルタル下地のリブラス張りは完了です
軽量のラス専用のモルタル材を使用しました
施工面が曲面なので荒塗りと仕上げ塗りの2工程になりました
既存と類似のタイルを貼りました
既製品で対応できない場合は特注でタイルを焼くこともあります
その時はタイルの製作期間がかかります
バルコニーの下端には排水を考慮した防水のシーリングをしました
バルコニー天端のアルミ製笠木のジョイント部分には雨水が入らない様に
ブリッジシーリングを厚めに施工しました
これで一安心ですね
シーリングは応急的な処置なので
大規模な修繕の時にアルミ製のジョイントカバーの取り付けをお勧めしたいと思います
今回の出来事は建物の壁の崩壊による落下事故を未然に防ぐことができました
他の部分も同じことが起こる可能性があります
定期的な点検はとても重要です
建物の維持管理は緊急性がある場合
コストがかかります
計画的なメンテナンスで対処できるように
オーナー様にメンテナンスの計画を提案したいと思います
アサクラハウス株式会社
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